こんにちは。
日本国語力育成会です。
受験が近づくと、多くの保護者の方から志望校についてのご相談をいただきます。
「少しでも偏差値の高い学校を目指した方がいいでしょうか。」
「第一志望に合格できなかったら、その後の人生に影響しますか。」
そんな不安を抱えているご家庭は少なくありません。
私は20年以上、国語教師として多くの受験生を見送ってきました。
その中で、ずっと大切にしてきた考えがあります。
それが、
「幸せなお受験」
という考え方です。
合格だけが成功ではない
世の中では、
第一志望に合格すれば成功。
不合格なら失敗。
そんな空気を感じることがあります。
しかし、本当にそうでしょうか。
私はそうは思いません。
もちろん、志望校合格を目指して努力することは大切です。
しかし、受験の価値は合否だけでは測れません。

私自身が受験で感じた違和感
私自身、高校時代は受験一色の毎日を送りました。
朝から晩まで勉強。
模試。
順位。
偏差値。
毎日が数字に追われる生活でした。
ある日、
ふと、
「私はいつになったら”今”を楽しめるんだろう。」
そう思ったことがあります。
教師になってからも、
同じように受験に苦しむ生徒や保護者をたくさん見てきました。
だから私は、
受験を「人生を豊かにする経験」にしたいと思うようになりました。
幸せなお受験とは何か
私が考える幸せなお受験とは、
合否以外にも大きな成長が残る受験です。
例えば、
- 最後まで努力を続けられた。
- 自分で計画を立てられるようになった。
- あきらめず挑戦できた。
- 家族で支え合う時間が増えた。
- 自分の将来について真剣に考えた。
こうした経験は、
合格以上に、その後の人生を支える財産になることがあります。

合否以外の目標も持とう
私は受験生に、
「合格する」
だけではなく、
もう一つ目標を持つことをおすすめしています。
例えば、
- 毎日音読を続ける。
- 自分から質問できるようになる。
- 記述問題を最後まで書き切る。
- 勉強習慣を身につける。
こうした目標は、
結果に関係なく自分の成長として残ります。
そして受験が終わったとき、
「ここは本当に成長したね。」
と家族で振り返ることができます。
子どもの価値は合否では決まらない
受験が終わると、
どうしても結果ばかりに目が向きます。
しかし、
子どもの価値は、
合格通知一枚で決まるものではありません。
受験を通して努力したこと。
悩みながらも前へ進んだこと。
失敗しても立ち上がったこと。
そのすべてが、その子だけの財産になります。
だから私は、
合否だけで子どもを評価してほしくないのです。

国語力は幸せなお受験を支える土台になる
国語力とは、
文章を読む力だけではありません。
自分の気持ちを整理し、
相手と対話し、
将来について考える力でもあります。
受験という人生の大きな節目だからこそ、
国語力は子どもの心を支える土台になります。
私は、国語を通して、
子どもたちが受験の先にある人生まで見据えられるようになってほしいと願っています。
受験は人生のゴールではない
受験は人生の通過点です。
その経験を通して、
どんな人間になれたのか。
何を学んだのか。
どんな未来を描けるようになったのか。
そこに目を向けることができれば、
受験はきっと、
子どもにとっても、ご家族にとっても、
「幸せなお受験」
になります。
私はこれからも、一人でも多くの子どもたちが、
人生を豊かにする受験を経験できるよう、国語教育を通して応援し続けたいと思います。
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