教室通信vol.8(2022.7.6) 難関校で伸びる子と伸び悩む子の違い

こんにちは。

2022年も折り返しました。

先日、神社に夏越の大祓に行ってきました。

上半期の穢れをはらい、浄化する神事です。

人型の紙に住所と名前を書き、

息を三回吹きかけて、三回さすって穢れを移して神社に納めてきました。

茅の輪くぐりもしてきました。

最後に上半期の無事の御礼を奏上するために参拝したのですが、

脇殿で柏手を打った瞬間、突風が吹いてきました。

御帳がバタバタと激しく音を立てるほど強い風。

神社に行くと、こういうことは時々あります。

神様とお話しできたような気分で嬉しくなります。

風に浄化されたような晴れやかな気分になれました。

心身ともに軽くなって下半期に突入です。

幸せなお受験にするために③

私がいつも推奨しているのは

出来るだけ偏差値の高い学校の合格を目指すのではなく、

受験が終わった後、

「頑張ってよかったな」「受験勉強で精神的にも成長した」「これからもっと成長したい」と思えるような、

生徒も、生徒の家族も幸せになる「幸せなお受験」です。

2回にわたって私が考える「幸せなお受験」についてお話ししてきました。

難関校に入ることは最善のこと?

今回は3回目です。

3回目は、子どもが幸せになれる学校を見極めることについてお話しします。

多くの親御さん、子どもたちは

「難関校に入ることが最善である」

「できるだけ難しい学校に入れた方が伸びる」

という考え方をします。

中には

「とにかく偏差値は高ければ高いほどいい(だから医学部)」

「偏差値の高い大学に入りたいから医学部を目指す」

と考える子も少なくありません。

学校現場にいた時

「医学部が合格圏になればどの大学でも行けますでしょ?」という考えを披露される親御さんもいました。

しかし、医学部の受験は他の学部とは全く異次元の物。

はい、異次元です。異次元なんですよ!!

こういうことをおっしゃる方は医学部受験の厳しさをご存じないのでしょう。

(個人的にはこういう子には医者になってほしくないなあ~。)と思います。

ちょっと壮大すぎまましたね…(笑)

さて、難関校に入れば子供は伸びるのか?

これは子どもの性質によります。

どんな子でも難関校に入れば伸びる、ということはありません。

難関校で伸びる子もいれば、伸び悩む子もいます。

この差はいろいろな要素が絡んでいますが、

一つに子どもの適正、性質が大きくかかわっていると思います。

果たして、わが子は難関校で伸びるのか?

難関校で伸びるタイプかどうか?を私はある視点で測ります。

それは難問に直面した時の姿勢です。

結論から言いましょう。

難問を見て燃えるタイプ、難問を見て及び腰になるタイプに分かれます。

難関校で伸びるのは前者、難問を見て燃えるタイプの子です。

難問を見て及び腰になるタイプの子も鍛えればいいのですが、

このタイプの子は周りができる子ばかりの環境に入ると

自己卑下をして、自己肯定感が下がり、やる気が失われやすい傾向にあります。

自己卑下をし始めた時点でもう及び腰になっているので、

この状態の子に頑張れと言ってもあまり効果はありません。

それよりも「できるかも?」という希望が見えた方がやる気が出ます。

このタイプの子には難関校ではなく、

ほどほどのレベルの学校にいた方がモチベーションも下がらず、伸びる可能性が上がります。

「幸せなお受験」にするために大切なこと

今は、この「難問を見て及び腰になるタイプ」が圧倒的に多いです。

ただし、「及び腰」が悪いのではありません。

現実を認めて、どのように対処するか?で現実は変わってきますから。

我が子がどちらのタイプか見極めることをお勧めします。

幸せなお受験にするために大切なこと、

それは、子どもの性質・特徴を見極めることです。

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次回は夏休みの国語の勉強についてお話しします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。