国語力の土台を育む授業をしています

国語の長文読解教室は珍しいかと思いますが、

ある強い思いをもって始めました。

国語の長文読解に人の心を育む情操教育の可能性を見出したのです。

情操教育、というと数字で測れないもので

はっきりしないものです。

偏差値や学校のテストでしか評価の物差しがないのは

非常に残念ですが、

この点を評価しない親御さんが多いのは事実。

でも情操教育、生きる力は一生モノです。

私はいきなり長文読解を解かせて

解説してと言う一方通行の授業はしません。

そんなことしたら国語嫌いに拍車がかかるだけです。

こちらも面白くありませんし。

一人一人の現状に合わせて授業カリキュラムは作ります。

問題を解く前に、

土台となる国語の感性を養うワークをいろいろ組み合わせて実施します。 

 

塾で国語だけが伸びない!国語の長文読解は集団授業では伸びにくいって本当?

国語の長文読解は集団授業では伸びにくい?   解答      はい、本当です。   長文読解が嫌いな子に 「やっときなさい」と長文を渡したら・・・ 大体、寝ますよ(笑)…

ある生徒さんには

毎回、その場で課題を与えて5分で文章を書かせます。

記述問題が嫌いな子にも有効ですが、

自分の中にある思いに相応しい言葉をあてがう作業でもあり、

これが情操教育に非常に有効です。

最初出来上がった文章を「出来た!」と言って差し出してきますが、

まず出来上がったら、一度自分で読んでおかしなところがないか確認!

と言って返します。

自分で確認して可笑しいところがなかったら

改めて提出。

ここからディスカッションです。

「この一文をもう少し詳しく言うと?」

「それはつまりどういうことかな?」

などと引き出す質問をこちらがしていきます。

すると最初は

「えっと…」と困っていた子も

頑張って自分が持っている言葉を探し出そうとします。

そしてある瞬間に頭の回路が繋がって

これまで一度も出てこなかった言葉がポロリとこぼれ出てきます。

その瞬間、生徒は「あっ!」という表情をして

自分が表現したかったのはこれだ!と納得して満足します。

「そう、その言葉よ!あなたがいちばん表現したかったのはそれ!それを書けばいいの」

と私も大喜びして大興奮。

出てきた言葉を基にもう一度作り直した文章は

短くてもオリジナリティのある、その子の魂が入った文章になります。

傍から見れば

取るに足らない瞬間かもしれませんが、

いちばん尊い瞬間です。

自分の中にある言葉に

最も相応しい言葉をあてがうことは、

自分が自分を出会うこと。

だからすごくいい顔をして輝くのです。 

 

国語 読解問題が苦手な子に最初にするべきこと!小学生は一人で国語 読解問題をさせてはいけない

国語に悩める皆さん、こんにちは。 現代文の読解に悩む子は年々増えてきていますねえ。 このままだと日本はどうなるのだろうか?と心配になります… ということで本日は、…

国語は大事です。

その子にピッタリ合った方法でちゃんと国語を学ぶことは

一生の宝です。人生を豊かにします。

世のお父さん、お母さん方、

どうか夕方はお子さんとたくさん今日あったことについて

沢山質問して欲しい。

この世で一番大切な人に

自分が話したことについて

質問してもらえるのは子どもはとても嬉しい。

コミュニケーション、信頼関係の構築にもなるのはもちろん、

それは国語力に大いに役立ち、その子の心を育てていきます。

国語の土台は家庭からです。