自己ベスト更新3連続 定期考査で現代文が初めての学年トップ!記述模試、マーク模試でも偏差値が20点近くアップ!

今日は生徒さんが自己ベスト更新を立て続けにやってのけたお話です。

Yさんは小論文などの記述力アップを目指していました。

授業で小論文の書き方を教える他、

天声人語の要約や、

小論文のやり直しなど無制限で添削指導しましたが、

長文読解も他の生徒さんと同様に指導しています。

課題文を読んでから小論文を作成するタイプの学校もありますからね。

長文読解が出来ない子に小論文なんて書けませんから。

時間通りにやってきたYさんと

面接練習も兼ねたトークからスタートしました。

現代文のテストで初の学年トップに!

「最近の出来事でよかったと思うことを教えて下さい」

「実は…この間の定期考査で現代文が88点で…学年トップになりました…」

「すごいね!よかったね」

でも何だか浮かない表情です。

「そういえば前回、マーク模試の結果が返ってきて

偏差値が今まで30点代だったのに、今回は55点に上がってたって言ってたよね?」

その時もそんなに嬉しそうではありませんでした。

まあ、うちに来ればよほどのことがない限り上がるのは当然なのですが。

それにしても、もっと喜んでもよさそうなものを…(;^_^A

http://kokugo-ryoku.com/%e5%a4%a9%e5%a3%b0%e4%ba%ba%e8%aa%9e%e3%81%ae%e6%b7%bb%e5%89%8a/

良い結果が続いて、何だかコワイ(笑)

「はい…実は…それだけじゃなくて…記述模試の結果も帰ってきたんですが…

ずっと偏差値が30点代だったのに55点に上がってたんです」

「え!!!そうなの!すごいねえ!」

「でも何だか良すぎて…」

どうやらあまりにも良すぎる結果に戸惑っていた模様。

学校の先生も「一体どうしたんだ!?何があったんだ?」と、とても驚いていたのだとか。

まあ、突然よくなったんだもの。そりゃ驚きますよね。

「焦る」の画像検索結果

ここでYさんの今回の結果をまとめてみます。

【入会して約2か月弱のYさんが出した結果】

●全国マーク模試 偏差値30点台→55点

●全国記述模試  偏差値30点台→55点

●定期考査・現代文 88点(平均64点) 初めての学年トップ

立て続けに凄い結果を出しました。

最終テストでも発揮できた粘りと集中力

早速、分析です。

まぐれで終わらせないためにも分析はとても大切です。

何を変えたのか、いつもと違うことをしたのかどうかなど質問を重ねて引き出していきました。

出てきたことをまとめると以下の3つに集約されました。

①かつてない程に集中していた。

②いつもはただサラッと目を通していただけの長文を線を引きながら読んだ。

③初めてギリギリまで粘って解いた。

あまり出てこなかったのですが、

思い出そうとしても

あんまり出てこなかったということは、

無意識レベルでスイッチが入って

しっかり読めていたということです。

何でも現代国語はテスト日程の最終日、最後の時間だったのだそう。

一番ツラい時間帯です。

疲れが最も出てくる場面で、集中力を発揮でき、

さらに最後まであきらめず粘って解き続けた姿勢は素晴らしい成長です。

文章に線を引くのは必須!

文章中に線を引くことについてはよく塾でも言われていることでしょう。

高得点を目指すのであれば線を引くのは必須です。

しかし国語を苦手とする子どもたちは

そもそもどこに線を引いたらいいのか分からない。

どこが大事か分からない。だから線を引けません。

関連画像

当教室の授業では大事かどうかの見分け方や

実際に線を引く練習(筋トレ)をします。

線引きを宿題にして、チェックしたり、授業で一緒に読みながら線引きを繰り返します。

何故ここまでするかと言うと、解きやすくなるからです。

線を引くということは、

大海原に遠くから見ても分かるフラッグを立てるようなものです。

大漁旗のような何が書いてあるのか分かる旗です。

「大漁旗」の画像検索結果

問いの答えを探す際に、闇雲に探しても時間だけが過ぎていきます。

暗闇で手探りをするようなもの。暗中模索状態です。

そんな時に、ちゃんとフラッグを立てておくとどこを読んだら答えにつながるのか分かります。

オンライン授業

まず、こちらをお読みください。 代表の思い 日本国語力育成会、代表の田添マチ子です。 日本国語力育成会は、 読む、書く、話すという基本的な活動と 愚直な訓練を繰り返…

それでも悔しい…

今回の定期考査は実力問題が出題されていたものの、満点。

あとは記号問題一つと漢字のミスばかりだったということで

それを聞いたら嬉しさがちょっと萎んで、悔しくなってしまいました(笑)

漢字のミスをしなければ何点になっただろうね~(-_-メ)

でも記述模試でも自己ベストを20点近く更新ということは

確実に力が付いてきているのだなと言い聞かせて落ち着きました。

良い結果はやる気を生み出す

良い結果が出るとやる気もますます湧いてきますね。

Yさんは小論文コンクールのポスターの写真を嬉々として見せてくれました。

今まで書いたことがないようなすごい字数ですが、やってみたいのだそうです。

やる気であふれているYさんを見て私も嬉しくなりました。

正しい努力をすれば国語はちゃんと伸びる

いつだったか、英語のプロ講師を名乗る人に

「いくらやったって国語は上がらないんでしょ~???」と言われました。

国語教師を生業としている私にケンカ売ってますよね~~~。

でも国語もちゃんとした勉強の仕方があり、

それに沿って努力をすればちゃんと結果が出ます。

Yさんがちゃんと証明してくれています。

さあ、今日も添削しまくりです。

確実に国語力を身に付けたいのであれば

Yさんもやっている天声人語の要約のメール添削講座がおススメです。