今の日本の読解力はどのくらいなのか?最近の有名人の不祥事から見えること

先生の独り言

時々起こる有名人の不祥事。

数年前、男子バスケット日本代表選手が派遣先で買春して謝罪というものもありました。

 

 

問題の4選手は事情聴取に対して反省した様子だと報じられていました。

しかし、反省の真似なら子どもでも誰でもできるのです。

山下団長は公式ウエアを着たうえでの深夜の外出、買春の疑いのすべてが行動規範に反するとの認識を示したうえで、「一番大きな問題は買春」と述べていました。

その行動規範ですが、

JOCの行動規範

アジア大会への派遣は国費で賄われる。国民の期待に応えるためには、競技での活躍だけでなく、競技を離れた場でも社会の模範となる行動を心がける

確かにここには

買春しちゃいけないとは書いていない。

でも普通の読解力があれば、買春のような行為も当然含まれていると思うわけです。

そもそも4人が目を通していなかった可能性もありますが。

でも最近増えていますよねえ。

「だってここには〇〇〇しちゃいけないって書いてないじゃない!」

と言って自分の問題行動を棚上げして逆切れする人や子ども。そして政治家(笑)

「そんなの言わなくても分かるでしょ…?」と内心思うのですが

確かに書いていない。

このような人たちのために

いちいち、これしちゃいけない、あれしちゃいけないと明示してあげないといけないのかと

学校やお店はため息をつくわけです。

以前、待合室が禁止事項の張り紙だらけの病院に行ったことがあります。

とっても疲れた表情ではかなげな、森本レオに似た先生でした…

「先生、大変なんだな…」と思わず同情しました。 

国語 勉強する意味あるの?国語 苦手な子が国語を勉強するメリット  
国語に悩める皆さん、こんにちは。国語って勉強の仕方が分からないなあ。国語の勉強する意味あるの?国語ってやってもやらなくても変わらない気がするんだけど。文部科学省は国語を学ぶメリットを紹介しています。 国語 学ぶ メリット国語 勉強する意味が...

 

 

禁止行為なんて無数にあるのですから

それを一つ一つ書き上げたところで終わりは見えない。

それにそういう駄々をこねる人はそんな大量の禁止事項に目を通さない。

昔はそんなこと必要なかったはず。

言葉一つでその背後にあるものを想像して理解できた。 

 

クレーマーみたいな人たちが増えているのは

読解力がない人が増えているということも一因ではないでしょうか。

単語でのやり取りが当たり前のSNSのやり取りが普通になったことも大きいでしょう。

相手の真意を読み取ろうとしない

表面しか読めない読み方しかできない人が爆発的に増えました。

それはつまり読解力、理解力のない人が増えたということ。

読解とは筆者の真意を読み取ることですから。  

 

子どもの読解力は家庭で伸びる|国語力を育てる3つの習慣
こんにちは。日本国語力育成会です。「うちの子は読解力がありません」「国語はセンスのある子しか伸びないのでしょうか」保護者の方から、このような相談を受けることがよくあります。世間では今でも、国語の読解力は生まれつき今さら勉強しても伸びない本を...

最近の国会が言葉遊びになっているのも見ていて恥ずかしいですが、

あのようなことを恥ずかしげもなく言うのは

自分は書いてあることが読めないので、

ひとつひとつかみ砕いて例を挙げて説明してくださいと言っているようなもの。

バカなふりをして場をごまかそうとしている。

つまり説明責任を果たしていない。仕事をいない!

卑怯です。大人がすることではない。子どもに見せちゃいけない。

最近のモンスタークレーマーや政治家の言い分見ていると

読解力のなさをひけらかしているようなもんだよな~と。

 

間違えた日本語を拡散させているのは誰!?“~させていただきます祭”はまだ続く?
私は国語教師になる前から人が話す言葉に敏感でしたのでずっと日本人の敬語の使い方に注目していました。あれは今から20年くらい前でした。突然「~させていただきます」が爆発的に流行し始めました。テレビのアナウンサーが乱発し始め、あっという間に広ま...

 

しかし読解力がないと本当に大変。

教養ない、理解力がない、周りと理解し合えない。

お母さん方は

言葉を子どもにたくさん授けてあげて欲しい。

使える言葉があるということは

自分の想いを表現し、誰かと共有できるということ。

それは誰かと繋がれるということ。

他にも良いことがいっぱいあります。

事実上の選手団追放となった4選手は東京都内で会見し、 

「認識が甘かった」「本当に申し訳ない」などと謝罪しました。

バレなかったら何事もなかったかのように試合に出ていたのでしょう。

このような騒ぎになってから「もしかしてヤバかったのかな?」と気が付いたのでしょう。

日本代表という自分が置かれた立場を顧みることすらできなかったのは、

考える力の欠如に他なりません。  

男子バスケットはまだまだ苦しい時期が続きそうです。

しかしこの時の“容赦ない晒し刑”にはある意味愛情を感じたのは私だけでしょうか。

厳しさと優しさの区別も付けられない、

ダメなものはダメと言えない大人が多い中、

選手と一緒に頭を下げる三屋会長には“親心”が見えた気がしました。 

 

格闘系の自分にだけ甘~いどこかの“会長”とは全然違います。

いろんな“会長”がいるもんですね。 

 

error: Content is protected !!