国語に悩める皆さん、こんにちは。
日本国語力育成会です。
20年以上にわたり、多くの子どもたちと保護者の方を見てきて、強く感じることがあります。
それは、
「国語力は生まれつき決まるもの。」
そう思い込んでいる方が、とても多いということです。
しかし、私ははっきりと言います。
国語力は育てることができます。
そして、その土台は学校や塾ではなく、家庭で育まれます。
国語が苦手になる理由
学校では、
「登場人物の気持ちを考えましょう。」
「筆者の言いたいことを書きましょう。」
という授業が行われます。
しかし、
「なぜそう考えるのか」
「どのように読み取ればよいのか」
という思考のプロセスまで丁寧に教えられることは、決して多くありません。
その結果、
「国語は何となく解く教科」
「センスがある人だけができる教科」
という誤解が生まれます。
これが国語嫌いを生む大きな原因だと私は考えています。
国語力は家庭で育つ
では、国語力の土台はどこで育つのでしょうか。
答えは家庭です。
家庭で最も大切なのは、
子どもが安心して自分の考えを話せる環境があること。
親が真剣に耳を傾けてくれると、
子どもは「伝えたい」と思います。
伝えようとすると、
言葉を探します。
言葉を探すために、
人の話をよく聞くようになり、
文章を読むようになります。
つまり、
表現したいという気持ちが、読解力を育てるのです。
▼国語を勉強する意味とは?

「会話」と「指示」は違います
家庭で気を付けたいことがあります。
それは、
指示ばかりになっていないかということです。
例えば、
「早く宿題をしなさい。」
「片付けなさい。」
「ゲームは終わり。」
これは必要な声掛けですが、
会話ではありません。
会話とは、
「今日は学校でどんなことがあった?」
「どうしてそう思ったの?」
「もし自分だったらどうする?」
というように、
子どもの考えを引き出すやり取りです。
国語力は、このような対話の積み重ねによって育っていきます。
アウトプットが国語力を育てる
読書はもちろん大切です。
しかし、
読むだけでは十分ではありません。
読んだことを話す。
感じたことを書く。
考えたことを誰かに伝える。
このアウトプットこそが、
国語力・読解力を大きく伸ばします。
私はこれまで多くの子どもを見てきましたが、
国語が伸びる子ほど、
家庭でよく話しています。
逆に、
国語に苦手意識を持つ子ほど、
アウトプットの機会が少ない傾向があります。
▼国語力とは?人生を切り拓くために本当に必要な力

私自身も、言葉を育ててきました
実は、私は子どもの頃から国語が得意だったわけではありません。
むしろ学校の国語には疑問を感じることが多くありました。
子どもの頃は、一人で考える時間が多く、
その思いを日記に書き続けていました。
空を見て感動したこと。
草花を見て感じたこと。
忘れたくない出来事。
毎日言葉にして残していく中で、
私は自然と言葉を磨いていたのです。
振り返れば、
それが私の国語力の原点でした。
今日から家庭でできること
国語力を育てるために、
特別な教材は必要ありません。
まずは一日10分、
お子さんの話を最後まで聞いてみてください。
途中で評価したり、否定したり、結論を急いだりせず、
「それで?」
「どう思ったの?」
と問いかけてみるだけで十分です。
子どもは、
「自分の考えを言葉にする経験」を積み重ねます。
その経験が、
読解力、記述力、思考力へとつながっていきます。
まとめ
国語力・読解力の土台は、
家庭での何気ない対話から育ちます。
親が子どもを管理することではありません。
子どもの言葉に耳を傾け、
一緒に考えることです。
その積み重ねが、
一生ものの国語力となり、
やがて人生を拓く力へと成長していくのです。
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