教室通信vol.6(2022.6.2) 「幸せなお受験」にするために価値観を進化させる

こんにちは。

6月に入り、自宅前の田んぼで田植えが行われ、

毎晩カエルの大合唱が聞こえてくるようになりました。

それはそれは見事な大合唱なのですが、

不思議なことに、

一斉に鳴き、一斉に鳴き止むのですよ!

どうやって統制を取っているのか不思議でたまりません。

カエルの大合唱をBGMにして

「ああ、季節は巡っているのねえ~」と感じながら

毎晩、心地よく眠りに就きます。

さあ、夏がやってきますよ!ワクワク(*^-^*)

幸せなお受験にするために①

ご家庭から志望校のご相談を受ける機会が増えてきました。

私がいつも推奨しているのは

出来るだけ偏差値の高い学校の合格を目指すのではなく、

生徒も、生徒の家族も幸せになる「幸せなお受験」です。

2~3回にわたって私が考える「幸せなお受験」についてお話していきます。

なぜ「幸せなお受験」?

私が幸せなお受験を考えるようになったのは、

私自身の受験戦争の体験と、

実際に進学校で働いていた時の経験があったからだと思っています。

難関校に合格したら成功、

第一志望に落ちる、難関でない学校に進学、浪人は失敗

と、一律に決められている現状があります。

当時学生だった私も含め、

教師になってから出会った生徒たちやご家庭が

そのロジックに苦しんで「今」を生きられず、もがいてる様子を見ていたからです。

私は大学に合格するために、

朝から晩まで強烈な詰め込み教育をする高校に通っていたのですが、

ある日、ふと

「いつになったら『今』のために生きられるんだろう…」

と人生が嫌になったことがありました。

「幸せなお受験」にするための秘訣

合否以外の、人生の糧となるような成長が得られるお受験です。

受験を通して人間的に成長した!という結果が得られること。

受験とは、

自分の人生について考えること、

自分の望みを知ること、

望みに到達するまでの計画を立てること、

行動すること、

悩むこと、

全てを賭けて挑戦すること、

勝負を賭けること…

一口にお受験と言っても

普通では経験できないドラマティックな要素がたくさんあるのです。

それを合格・不合格だけで

成功・不成功を判断してしまうのはもったいないです!

ですから、受験の時は合否以外の目標も立てることをお勧めします。

そして受験が終わったときに、家族で振り返って

「こういう所は成長したと思うよ」と大人が声をかけて確認するのです。

不合格になったことで人生が狂うということは避けられます。

成功・不成功だけで判断しない価値観を持つことが

幸せなお受験の秘訣です。

次回は「幸せなお受験」にするための志望校設定の仕方について書きますね。

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vol.6はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。