小論文が書けない…入試の小論文で本当に必要な力とは?

小論文が書けない原因を考える高校生 入試小論文に必要な思考力 自分ごと化する力を育てる国語学習 勉強法

国語に悩める皆さん、こんにちは。

日本国語力育成会です。

「小論文の書き方が分かりません。」
「何を書けばいいのか思いつきません。」

入試が近づくと、このような相談を受ける機会が増えます。

多くの人は、小論文は文章を書く力さえあれば書けると思っています。

しかし、20年以上子どもたちを指導してきて感じるのは、小論文で本当に問われているのは文章力だけではないということです。

どんなテーマでも自分の考えをまとめられる子には、共通して備わっている力があります。

それが**「自分ごと化する力」**です。


「書けるテーマ」と「書けないテーマ」があるのはなぜ?

小論文が苦手な子どもに話を聞くと、よくこんな言葉が返ってきます。

  • 「知っているテーマなら書けます。」
  • 「興味がある内容なら書けます。」
  • 「知らないテーマになると何も思いつきません。」

つまり、本人の中では次のように分類されています。

書けるテーマ

  • 自分が知っていること
  • 興味があること

書けないテーマ

  • 知らないこと
  • 興味がないこと

しかし、入試では自分の好きなテーマばかりが出題されるわけではありません。

むしろ、初めて考えるテーマについて、自分の意見を論理的に述べる力が求められます。

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小論文で問われているのは「自分ごと化する力」

では、知らないテーマでも書ける子は何が違うのでしょうか。

それは、与えられたテーマを自分と結び付けて考える習慣を持っていることです。

例えば、

「環境問題」

というテーマでも、

  • 自分の地域ではどうだろう。
  • 家庭では何ができるだろう。
  • 将来の自分にはどんな影響があるだろう。

このように、自分との接点を見つけようとします。

これが**「自分ごと化する力」**です。

テーマとのつながりが見つかると、不思議なくらい書きたいことが浮かんできます。


小論文が書けない子に共通する特徴

一方、小論文が苦手な子には、ある共通点があります。

それは、

自分に関係ないことを、すぐに「自分とは無関係」と判断してしまうこと。

興味がない話題は深く考えず、意識の外へ追いやってしまいます。

そのため、

  • 物事を多面的に見る
  • 他者の立場を考える
  • 社会とのつながりを考える

といった経験が少なくなってしまいます。

結果として、小論文で自分の考えを広げることが難しくなるのです。

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現代は情報があふれています。

だからこそ、多くの子どもは無意識のうちに、

  • 好きか嫌いか
  • 自分の利益になるかどうか

という基準だけで情報を選ぶ傾向があります。

もちろん、効率よく情報を整理することは大切です。

しかし、それだけでは物事を見る視点が限られてしまいます。

社会には、

  • 公平性
  • 思いやり
  • 責任
  • 多様性
  • 将来への影響

など、さまざまな価値観があります。

小論文では、こうした複数の視点から考える力が求められます。

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日本国語力育成会では、長文読解は単に文章を読む練習ではないと考えています。

筆者の考えに触れ、

登場人物の立場を理解し、

自分ならどう考えるかを繰り返すことで、

子どもたちは少しずつ物事を見る視点を増やしていきます。

この積み重ねが、価値観を育て、小論文で必要となる思考力につながります。

読解力と小論文の力は、別々ではありません。

実は深く結び付いているのです。

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入試小論文を書く力を育てるために

小論文を書く力を伸ばすためには、文章を書く練習だけでは十分ではありません。

普段から、

「これは自分とどんな関わりがあるだろう。」

と考える習慣を持つことが大切です。

ニュースでも、本でも、学校生活でも構いません。

少しだけ立ち止まり、自分との接点を探してみましょう。

その積み重ねが、どんなテーマにも対応できる思考力を育てます。


まとめ

小論文で本当に問われているのは、文章力だけではありません。

大切なのは、どんなテーマでも自分とのつながりを見つけ、自分の考えを深める「自分ごと化する力」です。

この力は、一日で身に付くものではありません。

日々の読書や長文読解、社会への関心の積み重ねによって育っていきます。

だからこそ、日本国語力育成会では、単なるテクニックではなく、「考える力」を育てる国語指導を大切にしています。

日本国語力育成会では、お子さん一人ひとりの考え方や学習の癖を分析し、読解力だけでなく、「自分ならできる」という自信も育てる指導を行っています。

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