新学期や新年度の始まりには、「今学期の目標」を立てる学校が多くあります。
「漢字を頑張る」
「本をたくさん読む」
「国語で80点以上取る」
子どもなりに一生懸命考えた目標です。
しかし、多くの場合、その目標は数日で忘れられてしまいます。
「うちの子もそうです」という保護者の方は少なくないでしょう。
実は、これは子どもが怠けているからではありません。
目標には、「立て方」よりも大切なことがあるのです。

目標は「立てること」がゴールではない
目標を立てることは大切です。
しかし、それだけでは子どもの行動は変わりません。
大切なのは、
目標を何度も思い出せる環境を作ることです。
人は、意識していることに自然と行動が向かいます。
逆に、忘れてしまえば行動も止まります。
子どもは特にそうです。
だからこそ、大人のサポートが必要なのです。
「繰り返し」の力を侮ってはいけない
私は授業で、生徒が最初に決めた目標を常に見える場所に表示しています。
授業のたびに自然と目に入り、
「そうだった。」
「今日はそこを意識しよう。」
と思い出せるようにしています。
時には一緒に声に出して確認することもあります。
この「繰り返し」が大切です。
一度決めただけでは人は変わりません。
しかし、何度も目にし、何度も意識すると、
少しずつその目標が自分のものになっていきます。

ご家庭でもできる目標を定着させる工夫
難しいことをする必要はありません。
例えば、
- リビングに目標を書いて貼る
- 朝や夕食の時間に一緒に確認する
- 「今日は目標を意識できた?」と一言声をかける
これだけでも十分です。
ゲーム感覚でも構いません。
大切なのは、
何度も思い出す機会を作ること。
それが、目標を「願い」から「習慣」に変えていきます。

国語力も同じです
国語力は、一度勉強しただけで身につくものではありません。
読解も、語彙も、考える力も、
正しい方法を繰り返すことで少しずつ積み重なっていきます。
だから私は、
「できるようになるまで繰り返す。」
この姿勢を何よりも大切にしています。
焦らず、一歩ずつ積み重ねる。
それが、本当に伸びる子どもの共通点です。
今日からできること
もし、お子さんが目標を立てても長続きしないなら、
「どうして守れなかったの?」
と聞く前に、
「目標を思い出す機会があったかな?」
と考えてみてください。
子どもは、忘れるものです。
だからこそ、大人が思い出せる環境を作ってあげることが、子どもの成長を支える大きな力になります。
目標は、一度決めるものではなく、毎日育てていくものなのです。
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お読みいただきありがとうございました(*^-^*)


