「他の教科はできるのに、国語だけが苦手…」
そんな高校生は少なくありません。
実際、私のもとにも
数学や英語は学年トップクラスなのに、
国語だけが足を引っ張っているという生徒がよくやって来ます。
今回は、国語が苦手だった理系の高校生が、
わずか2か月で記述模試の評価を5段階上げた実例をご紹介します。
他の教科は得意なのに国語だけ苦手な高校生は多い
当時、Aさんは日本国語力育成会に入会して数か月でした。
学年では常にトップ10に入る優秀な生徒。
数学や理科、英語は非常に高いレベルにありました。
ところが国語だけは苦手。
模試でも国語が全体の成績を下げる原因になっていました。
実は、このような高校生は珍しくありません。
むしろ年々増えている印象があります。
国語が苦手な原因は「思考のクセ」にあることが多い
Aさんとマンツーマンで問題を解いてみると、
文章の読み方や設問への向き合い方にいくつかのクセがありました。
国語が苦手な子どもたちは、
単に知識不足なのではありません。
問題を読むときの考え方や判断の仕方に課題があることが多いのです。
そして、このクセは長年かけて身についたものなので、一度教えただけではなかなか直りません。
間違った方向に進みそうになったら修正する。
また元に戻ったら修正する。
この繰り返しが必要になります。
国語はマンツーマン指導との相性が良い
国語は答えだけを教えればよい教科ではありません。
大切なのは、
「なぜその答えを選んだのか」
という思考プロセスです。
だからこそ、
一人ひとりの考え方を見ながら修正できるマンツーマン指導は非常に効果的です。
集団授業では見落とされやすい思考のクセも見つけやすくなります。

2か月で記述模試が5段階アップ
Aさんは毎回真剣に授業へ取り組みました。
私の話を細かくメモし、
一つでも多く吸収しようという姿勢がありました。
そして返却された記述模試の結果に驚きました。
入会前の模試では
C3
だった評価が、
わずか2か月後には
B1
へ上昇していたのです。
ベネッセの15段階評価で考えると、
実に5段階アップです。
私が最も評価したのは「記述問題」
偏差値の上昇ももちろん嬉しい結果です。
しかし私が最も注目したのは記述問題でした。
それまでほとんど得点できなかった記述問題で、
部分点が取れるようになったのです。
記述問題はマーク式と違い、
偶然正解することはほとんどありません。
つまり、
確実に読解力が向上した証拠なのです。

国語は苦手意識が固まる前に対策した方が良い
国語が苦手なまま放置すると、
やがて
「どうせやっても無駄」
という諦めにつながります。
しかし、その状態になる前なら改善は十分可能です。
特に高校生は、理屈で考えられるようになってきている頃なので
正しい読み方と考え方を身につけるだけで大きく伸びることがあります。
だからこそ、
国語が苦手だと感じたら早めに手を打つことが大切です。
国語を諦めることは人生における大きな損失であると断言します。
理系の生徒にも国語力は必要
最近、
「理系だから国語は必要ない」
という声を耳にすることがあります。
しかし私はそうは思いません。
理系であっても、
論文を読む。
問題文を正確に理解する。
自分の考えを説明する。
これらすべてに国語力が必要です。
国語力は文系・理系を問わず、一生使う力なのです。

まとめ 国語は早めの対策が成果につながる
今回ご紹介したAさんは、
特別な才能があったわけではありません。
正しい方法で学び、
継続して努力した結果、
読解力を大きく伸ばしました。
国語が苦手な高校生は決して少なくありません。
しかし、
正しい読み方を身につければ成績は変わります。
「国語は伸びない」
と諦める前に、ぜひ早めに対策を始めてみてください。
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