中学受験 宿題が終わらない 宿題が多すぎて子どもが泣いている時にやるべきこと5つ
目次
中学受験 宿題が終わらない
国語に悩める皆さん、こんにちは。
中学受験の生徒さんが多く在籍する当教室でよく聞くのが、
中学受験塾の宿題が多すぎて、子どもが終わらせられません。
私も「早くやりなさい!」と怒ってばかりで毎日ケンカになっています…。
正直言って、お互いにイライラしています。
どうしたらいいでしょうか?
うちの子が、宿題が終わらせられなくて毎日泣いているんです…
がんばってもがんばっても、終わらせられないようです。
こういう時でも無理やり頑張らせた方がいいでしょうか?
という悩み。
この悩みは聞かない年はないくらいよく耳にします。
これはできるだけ早く手を打ってほしい事態です。
なぜなら子どもにとっても、ご家庭にとっても、今後に影響を及ぼすからです。
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やるべきこと① 手放す
完璧主義を手放す。
そもそもなぜ苦しいかというと、
塾の宿題を完璧にしないといけないと思っているから。
今は完璧にできなくても良いです。
塾の宿題を完璧に終わらせられたとしても、
それが”作業”になっていればあまり意味がないのです。
やるべきこと② リストアップ
今、やるべきことをリストアップする。
やるべきことが多すぎる!という事態は、
何をどうしたらいいのか分からないという状態。
精神的にも悪影響です。
モチベーションにも大きく影響しますから、
まずは整理ましょう。
やるべきこと③ 順位付け
リストアップしたものに順位をつけていきます。
順位をつける基準はこんなものがあります。
・いま必要なもの
・いま大事なもの
・やりたいもの
必ず、大人と子どもいっしょに作業しましょう。
やるべきこと④ 決める
優先順位の何位までどこまでやればいいのか決めます。
一週間、もしくは三日間と期間を決めて取り組みます。
今日は何位まで、一週間以内に〇位を△回など。
これをやると、精神的に落ち着きます。
「ちゃんとやれた!」と子どもが心底思えること、
「ここまでやれた!」と親が少しでも安心すること。
この二つがとても大事です。
やるべきこと⑤ 挑戦する
優先順位3位までを毎日こなせるようになったら、
少し広げます。
「今日は優先順位5位くらいまでやってみようか」と挑戦を。
ゲームの様に挑んでもらいます。
出来たらいっしょに喜び、
出来なかったら次がんばってみようと励ます。
親に必要なもの①
このプロセスを経る中で親に求められるものがあります。
それは・・・
我慢。
我慢はツライ。
しかし言い方を変えると
待つこと。
多すぎる宿題を最初から完璧にできる子はいません。
誰にでも許容量というものがあります。
最初は小さな器でいいのです。
それを少しずつ広げる。
少しずつ、です。
早く結果が欲しいと思うのはご法度。
早く結果を求めると歪みが生じます。
人の心は機械のように単純ではないのです。
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親に求められるもの②
その子のキャパシティにあった量をこなすこと。
徐々にキャパシティを広げて行くようにすること。
こんな作業を子ども一人でできるわけがありません。
ですから、大人の伴走が不可欠です。
ただ「やりなさい!」と指示するだけではない、
コーチのような立場で一緒に戦うつもりで。
中学受験は親子の二人三脚です。
幸福なお受験をしてください。
中学受験は、ご家庭一丸となって挑むのが理想的です。
中学受験は、小さな器を広げるチャンス。
親子で共に挑戦し、成長する。
それが中学受験です。
受験を辛いもの、苦痛なものにして終わらせないでくださいね。
受験が終わった時、
結果に関わらず「成長したね!」とお互いにたたえ合えるような、
家族みんなで幸せになるような、幸福なお受験をしてください!