国語力を伸ばす、育む

どうやったら国語力を伸ばせますか? 

国語力を伸ばすにはどうしたらいいか?

よく質問されます。

私は「伸ばす」よりも「育む」がふさわしい子が多いと感じています。

なぜなら、「伸ばす」は

もともと国語力がある状態が前提だからです。 

 

現状は、

国語力の土台がない状態のまま成長している子が増えていると感じます。

そのような状態の子は

どれだけ問題を解いても手ごたえが得にくいです。

たとえドリルで読解問題をたくさん解いて数をこなし、

ある程度までは伸びても、越えられない壁に行く手を阻まれます。

その結果、

「こんなにやっても国語は出来ない」

「国語は何をやっても無駄」と絶望し、

国語が嫌いになり、国語を捨ててしまう。

 

頑張っているのに伸びないのは、

国語力の土台がないからです。 

 

動画・SNSの問題点①

今、私たちを取り巻く環境は、国語力を育みにくい環境といえます。

街で見かける人たちは

大人も子供も、赤ちゃんまで

スマホを持ち、動画やSNSを見ている。

この動画・テレビには大きな問題があります。

動画・テレビで話す人は、その多くが、

間違えた日本語を自信たっぷりに話しているという問題です。

最近は言葉のプロフェッショナルのNHKのアナウンサーですら、

敬語の扱いがおかしいです。 

恐ろしいことに、

耳から頻繁に入る言葉が、自分の言葉として定着していきます。  

変な日本語を聞けば聞くほど、

自分も変な間違えた日本語を話すようになるということ。

エセ関西弁を使う人が爆発的に増えているのは良い例でしょう。

動画・SNSの問題点②

もう一つ、テレビ・動画・SNSの気になる点があります。

指一本で、または自動的に

どんどん新しい動画が流れてくるので

視聴者は受け身になりがちで、自分で思考する力が鍛えられない。

むしろ退化する。

そればかりか、思考する力どころか、

知らないうちに不快感が大きくなっていることもあるかもしれません。

ただ、何も考えず、自分で思考錯誤せず、

きれいな答えがやって来ることを

ただ待つ子が多いのはこのせいかもしれません。 

国語力の土台を育むには①

ではどうしたらいいか?

国語力を伸ばす、育むためにまず第一に必要なことは

正しい日本語に触れる時間を持つこと。

できれば割合は正しい日本語に触れる時間を多めにする。

正しい日本語に触れる時間 ≧ 動画・テレビの視聴時間

そうすると、

間違えた日本語を聞いても、

「あ、これはおかしいんじゃないの?」と感じることができるようになってきます。

正しい日本語に触れるためにおすすめの媒体は、

学校の教科書、新聞です。 

教科書は言うに及びませんが、

新聞は、内容はともかく、

チェックがしっかりしています。

まだ変な日本語を見かけたことがありません。

毎日発行する新聞の編集はスピードが求められますから、

正しい日本語の知識と瞬発力を併せ持つ、言葉のエリート集団と言えるでしょう。

そのような人たちが書いた文章を読むことで正しい言語感覚が身に付きます。

国語力の土台を育むには②

それから、

よくテレビや動画に出ている人できれいな日本語を話す人を見つけておくのもいいでしょう。

NHKの若いアナウンサーが「ちがかったんですか」と平気で言っていましたし、

超人気の女子アナも敬語の使い方があやふや。

よ~く吟味しましょう。

有能な政治家の方は話慣れているので中からは見つけやすいと思います。

有能であることを、あえて強調しておきます。

個人的には参議院委員の有村治子氏

きれい言葉遣いで間の取り方も上手だと思います。

まとめ

国語力を伸ばす、鍛えるには、

まずは国語力の土台を育むこと。

そのためには、

正しい文法に裏打ちされた、

正しい日本語が使われている媒体に触れる時間を増やすこと。

でもyoutubeやSNSを絶対に見てはいけないというわけではありません。

大事なのは、割合です。

正しい日本語に触れる時間 ≧ 動画・SNS・テレビの視聴時間

そしてお勧めの媒体は

新聞、教科書です。

そしてもう一つは、

きれいな日本語を話す人を見つけておくこと。

国語力はいつからでも伸びます。

年齢も関係ありません。

要は、いつから行動するか、です。

行動あるのみ。

おわり