教室通信vol.9(2022.7.21)　国語力を磨く夏！夏休みにやっておきたいこと

こんにちは。

気温が上昇してきました。

体調は崩していませんか。

もう夏休みに入った生徒さんもいるでしょうし、

夏休みに入っても補修や強化学習と称した課外学習で登校しているという生徒さんもいるようです。

私は暑くなり始めてから、できるだけ外に出ないようにしています。

しかし運動不足になるのが嫌なのである習慣を始めました。

①朝５：３０頃に起床(23時までに寝ることが大事です)

②瞑想(いいアイディアが浮かぶことがあります)

③読書　(現在は藤沢周平を読んでいます。)

④有酸素運動20分　(跳ねないダンス)

⑤掃除・家事(苦手)

家事など諸々を終わらせて

気温が上がり始めるころには

冷房をかけた書斎にウサギたちと引っ込む…という暮らしです。

現在、2週間続いていますが、

案外快適な上、気分がとってもよくなったのでしばらく続ける予定です。

夏休みだからと言って気負う必要はないのですが、

何か一つ夏休みの間に続けることを見つけてはどうでしょうか？

夏の終わりには達成感が得られるでしょうし、何か成長も見られるかもしれません。

私は夏の終わりまでにお腹をもっと割りたいなあ(筋肉をつけたい)～…と夢見ております(笑)

夏休み中にやってほしいこと

長期休みという特別な期間に

国語力を上げるためにやってほしいことを紹介していきます。

学年や能力によっても違うし…どうやって伝えようかなあと悩んだのですが、

まずどの学年の子にも共通していえることを今日は伝えます。

国語力を磨くためにどの年齢・学年の子にも必須のこと、

それは・・・　

　

　

会話です。

なぜ会話が大事なのか？

拍子抜けしちゃったでしょうか。

しかしよくよく考えてみると、国語の基本は会話なのです。

国語力による最大の恩恵は

様々な人と繋がって、自分の世界を広げ、幸福になることです。

様々な人と繋がるためには会話が必須です。

自分の思いを相手に分かるように伝え、

相手の言葉を理解する。

国語力の基本は会話である、と言ってもいいのです。

タゾエ先生がいつも雑談する理由

だから私は毎回オンライン授業の最初に

「最近何かニュースはありますか？」

「報告はありますか？」

「最近面白い体験があったら教えてください」など質問しています。

雑談といえばどうでもいいもの、と思われそうですが、

私はこの雑談を重要視しています。

これは会話の練習であると同時に、

自分自身の振り返りでもあるのです。

「何もありません」「どうでもいい」という子は

相手だけでなく、自分自身に対しても無関心で

誰かと共生するという感覚が欠如していることが多いです。

自分の中にあるものに

適切な言葉をあてがって

外に発するというプロセスは社会で生きていく上で大変大切です。

会話は練習が必要！

そして会話は練習が必要なのです。

日本語をしゃべれるなら普通にできるだろうと思っていないでしょうか？

たくさん質問されて育った子は思考力と語彙力が育ちます。

そして自分と会話ができるので精神的に落ち着く傾向があります。

ご家庭で会話はあるでしょうか。

「あれをしなさい」「さっさとしなさい」「これはだめ」などの頻度が多くありませんか？

これらは会話ではなく指示・命令です。

指示・命令は一方通行。受け身になるだけです。

自分で考える子にはなりません。

国語力が育つような会話をするためにはどうしたらいいのでしょうか？

会話の際に注意すること

それは子どもに質問することです。

「あなたはどう思う？」と子どもの考えを外に出させてください。

この時、大切なことがあります。

①どんな答えが返ってきてもまずは否定しないこと。

②話している最中にさえぎらないこと。

③最後の語尾までしっかり言わせること。

その上でフィードバックをしても良いですし、

日本語がまちがえていたらとりあえず最後まで聞いて

「さっきの〇〇は、●●って言った方がいいよ」など伝えたり、

「お母さん、お父さんはこう思うんだよね」と意見交換できるようにならしてみてもいいでしょう。

今日から毎日聞いてください。

ニュースに関することでも、学校のことでも、周りに起こったちょっとした出来事についてでも。

「あなたはどう思う？」と。

質問の効果

質問は「あなたに興味があるよ」というサインでもあり、

最後まで聞いてもらえることは「あなたを尊重するよ」というサインにもなります。

だから子どもは安心します。

連絡

テストの見直しについて

テスト・模試の結果が出たらお知らせください。

一緒に見直しをすることでさらに成績アップもできます。

見直しを希望されるときは問題と解答と採点済みの解答用紙を送ってください。

送っていただく際は、事前に一言お知らせください。

なお、PDF化して送っていただくようお願い申し上げます。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。