教室通信vol.10(2022.7.29) 国語力を磨く夏②長文が苦手な状態を脱するには

こんにちは。

またコロナウィルスが猛威を振るっているようですね…

どうかお気を付けくださいね。

できる対策といえば、免疫アップ。

やはり、免疫アップには体温upが必要です。

私は食生活を改善することで

約三か月で体温を35.5から36.2にすることができました。

元々が低すぎるんですが…(笑) 

先週お話しした私の習慣は継続中です。

①朝5:30頃に起床

②瞑想

③読書

④有酸素運動20分

⑤掃除・家事

やはり達成感や楽しみがあると続けられるものだと思います。

きつければきついほど良いのだと思いこむ修行僧のような傾向がありましたが、

それでは苦痛が増して続きません。

苦痛が増せば、コルチゾール(ストレスホルモン)が増えて老化現象がすすむだけです!

何事も何か楽しめる要素を見つけていくことが継続のコツだと思います。

勉強も同じです。

成績や合格だけをゴールにせず、

他のワクワクするゴールを思い描いて

行動しやすいようにベクトルを向けるようにすると良いです。

夏休みは是非、ご家庭で夢や目標、志望校に合格した後のことなど

様々なことを話し合ってみてください。

「〇〇に行ったらやってみたいことことは何?」

「〇〇で楽しみにしていることは?」などなど。

夏休み中にやってほしいこと

長期休みという特別な期間に

国語力を上げるためにやってほしいことを紹介していきます。

前回は「会話の重要性」についてでした。

今回紹介する夏休みにやってほしいことは

長文に慣れる、です。

長文に慣れていない子の特徴

また拍子抜けしちゃったでしょうか。

塾でたくさん長文読解をやらされているのに、

いつまでも国語の成績が伸びない、という状態は特に要注意です。

おそらくそのまま続けても伸びにくいでしょう。 

長文読解の最初のステップ、それは長文に慣れることです。  

国語が苦手な子は長文に慣れていません。

文字を一字一字追いかけることを長文読解と思っている子も少なくありません。

慣れていないので内容が分からないまま。

そして問いも読めていません。

何を答えるのか、問の条件は何かという【問の読解】も適当にやり、

何を答えるのか分からないまま無理やり解こうとして、頓珍漢な答えを書きます

それは無理もないことです。

だって”読んでいない””読めていない”のですから。

”文字の海”に溺れないために

いつも文字を追いかけるだけで必死で

内容理解などしている暇がないのです。

このような状態を私は”文字の海に溺れている”と表現します。

そのまま問題を解き続けても解決しません。

早く救出してあげないといけません。

でもこの事に気づいていない大人はさらに問題を大量に解かせようとします。

それは、さらに溺れさせようとすることと同じです。

文字の海からの脱出する最初のステップが、長文に慣れることなのです。

長文に慣れるには

長文に慣れていない子は

国語力、ひいては長文読解ができるようになるためには

文字の羅列、長文に慣れることが不可欠です。

長文に慣れているかどうかは、問題を解く以前の問題です。

私のオンライン授業では

まず長文に慣れているかどうかを判断して

慣れていないと分かった時は、

一緒に長文を読みます。

4種類の音読です。

4種類の音読

①一文ずつ追いかけ読みをする。

 大人が一文を読み、それを真似するように生徒が読む。

②一文ずつ交代読みをする。

 順番を変えて2回読みます。

③一緒に最初から最後まで通して読む。

 大人はスピードを落とさず、一定のリズムで淡々と読み、子どもは大人に合わせて読む。

 大人は子どもに合わせない。これで子どもの目を動かすスピードも速くなります。

④一人で読む

 最後に一人で通して読ませます。

 ①の追いかけ読みの前にタイムを計って、最後の一人読みの時と比較すると達成感があって良いです。

面倒くさいですか?

国語力upには手間と時間がかかります。

もっと手っ取り早い方法はないの?と思われるかもしれません。

これを面倒だと思うなら、国語力upは難しいと思います。

国語が苦手な子は

夏休みのこの時期に少し問題を解くことをお休みして

長文に慣れることに注力してもいいと思います。

それくらい重要なことです。

テストの見直しについて

テスト・模試の結果が出たらお知らせください。

一緒に見直しをすることでさらに成績アップもできます。

見直しを希望されるときは問題と解答と採点済みの解答用紙を送ってください。

送っていただく際は、事前に一言お知らせください。

なお、PDF化して送っていただくようお願い申し上げます。

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オンライン授業を受講中の生徒さんは、1年で4回個人面談を受けられます。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。