教室通信vol.3(2022.5.6) IQが高かったら最難関の学校に入れる?
ゴールデンウィークも後半に入りました。
私はいつもと変わらず、淡々と過ごしています。
例年、ゴールデンウィークは遠出しません。
今年は動物病院、美容院、そして混ぜ蕎麦を食べに行ったくらいです(^-^)。
ゴールデンウィークが終わって日常生活に戻ることを考えた時、
そろそろいつものリズムに戻しておいた方がいいですね。
高校生のRさんは授業の最初に「昨日は寝れてないっす」と教えてくれます。
ゲームが大好きで何時間でもやり続けるそうです。
近い将来の話をしつつ、今やるべきことを話し合い、
最後にいつも同じアドバイスをします。
それは、
「朝日を浴びろ」です。
朝日を浴びることのメリットは無視できません。
体が目覚めるのと同時に
セロトニンという大変ありがたいホルモンが分泌され、
気分が前向きになり、精神に好影響を与えます。
朝日を浴びる行動は、将来にわたってメリットだらけ。
私は毎朝、ベランダで朝日を浴びながらラジオ体操しています!
今と未来の自分に投資すると思って朝日を浴びてみませんか?
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ご家庭からの質問 「IQが高かったら偏差値も高い?」
それではご家庭からの質問です。
IQが高いと偏差値の高い難関校に行けるのでしょうか?
この質問を拝見した時、私が学校教員の時に
「うちの子、IQが高いって言われたんで、よろしくお願いします」言われたことを思い出しました。
IQは特に親世代、中高年の方にとって並々ならぬ強いインパクトがあるようですね。
IQが高い=天才、万能 という考え方や、
「IQが高いって?じゃあ、東大!京大!難関校!」という思考になる方は少なくないようです。
果たしてIQが高いと偏差値も高いのでしょうか?
私はIQに関しては専門家ではないので、
これまでの見てきた経験でお話ししますが…
IQが発揮されるとき
私の経験から述べますが、
IQと偏差値はあんまり関係ないんじゃないかと思っています。
IQが高いと言われたという子と何人か接した中で述べることですが、
IQが高いことは万能ではないのだな、という感想です。
IQが高い子は確かに他の子とは違う面を持っているのですが、
だからといって全員が勉強ができるわけではありませんでした。
彼らは自分のこだわりが強く、自分の好きな物事には200%集中できるようです。
200%集中できることがスゴイ才能だと思います。
ただし、自分が好きではないものに対しては真逆です。
要するに、
IQの高さが発揮される場面は個性によって異なる、ということです。
勉強面で発揮される子もいれば、
電車の駅名の暗記に発揮される子もいますし、
音楽的な才能面で発揮される子もいます。
中にはずる賢いことにばかり発揮する子もいました。
IQよりも大切なこと
以上のことから、私はIQが高い子には、
その子の能力を発揮しやすい領域を探してあげることが大事なのではないかと考えています。
特に国語の読解に関しては
自分の気持ちを脇に置いて、
相手に寄り添い、相手の主張を読み取ろうと寄り添う姿勢、
つまり精神的な成長が必要です。
つまり、国語の読解に関してはIQよりもEQ(心の知能指数)が大事だということです。
だから子供には勉強だけさせればいいというわけではないのです。
人間関係の中で試行錯誤して勉強以外のこともたくさんして、
体感して学ぶことが子どもには大切です。
偏差値は偏差値、IQはIQ。別の数字だと思っています。
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タゾエ先生の日常 名医がまちがえた!?
昨年末に家族になったウサギの鈴太郎(2歳)の目から涙が出るようになりました。
ウサギの涙は命に関わることもあるので、すぐ受診する必要があります。
かかりつけの病院に行ったのですが、
特に問題も見当たらず、抗菌の目薬だけ出されて様子を見ていました。
しかし一向に良くならず、ひどくなっていきました。
そこで、4年前に先代のさくらがお世話になった病院を受診することに。
以前診てもらった院長先生ではない若い女医さんさんでしたが、
腑に落ちる診断結果が待っていました。
「両目に傷がついています」
思いおこせば、かかりつけの先生は
歯のかみ合わせのことばかりを言っていて、肝心の目は一度も詳しくレンズで見てくれなかった…
「あの先生なら間違えるはずがない」という思い込みがあったと気付きました。
そんなミスをあの名医がするのか?と思いましたが、
”ウサギの涙の原因は80%以上歯のかみ合わせ”、という認識があるのです。
名医も人なのです。
ミスすることだってあるし、先生もその常識にとらわれたのかもしれません。
柔軟に考え、時と状況によって判断し選ぶこと。
そして大切なことは人任せにしないこと。
鈴太郎のおかげで考えさせられました。
鈴太郎は毎日ヒアルロン酸の目薬を打って治療中です(*^-^*)
今回はここまで。
お読みいただきありがとうございました。