小学生が記述力をアップするために大切な4つのこと 記述力を今日から磨く!
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小学生が記述力を上げる4つの方法
こんにちは。
日本国語力育成会です。
国語が出来ない!という小学生は
ほぼ全員、記述にものすごーく苦手意識を持っていますね。
先日入会した男の子も記述がとても苦手な様子です。
記述が苦手な小学生の特徴
記述問題が苦手な子の特徴を見ていきましょう。
①記述問題を書こうとしない
解答用紙の記述問題の部分に空白が目立ちます。
記述力に自信がないので
最初からあきらめてしまっている可能性があります。
書かないから採点もできません。
改善点が見つかりません。
だからいつまでも記述力が伸びません。
②記述問題を最初から完璧に書こうとする
記述問題は最後から作る方法がおすすめです。
国語はいちばん大事な情報は最後に持ってくる言語だからです。
最後さえ合っていれば部分点がもらえる可能性が高まります。
でも記述問題の作成法が分からない子は
最初から一気に書こうとします。
例えば70字の記述問題があったとします。
国語が出来ない子は、
この70字の記述を、最初から最後まで一気に書こうとします。
私だってそんなことしないから…(-_-;)
しかし本人も自分でも1回で書くのは難しいし、無理だと分かっています。
だからいつまでたっても書き始められません。
ここでこんな悪循環が完成します。
「出来ない」と思い込む
↓
どうせできないからやるだけ無駄!だったら最初からか書かない
↓
改善点が見つからない
↓
いつまでも記述が苦手なまま
③記述問題は〇じゃないと意味がないと思っている
記述問題は、オイシイ問題です。
なぜなら記号問題と違って部分点が付くからです。
ですから記述力に自信がなくても
書けば、部分点がもらえる可能性があります。
でも〇か×かにこだわりが強いと〇が取れないなら書いても意味がないと思ってしまいます。
まず記述問題には△があるということを頭に入れましょう。
そして△から狙うようにしましょう。
記述が出来るようになるには
記述問題が出来ない子は
自分でハードルを上げ過ぎている可能性があります。
そこでそんな子のために伝えるべきことがあります。
①記述問題は完璧に書けなくても大丈夫!
まず、1回で完璧に書く必要はないということを分からせる必要があります。
もしくは最初のうちは70字全部を埋める必要はなく、半分でもいいのです。
なぜなら記述は部分点がもらえる可能性があるからです。
②記述問題は文中から要素を拾えばいい
記述問題は自分で言葉を考えて書かなくてはいけないと思いる子が多いです。
しかし実際には、小学生が解く問題にはそういう問題はありません。
最難関の中学受験は別ですが、
ほとんどが文中にある言葉を拾って、つなぎ合わせて作れる解答ばかりです。
この技術は一緒に問題を解きながら身に付けていくことが出来ます。
③トライ&エラーを重ねよう
トライ&エラーが必要です。
実際に自分の力で書いてみること。
何かの公式のように、
「これをやったからすぐに記述は出来る!」というものではありません。
絶対の公式はなくても原理原則はありますが。
④記述問題は書いたら出来る人にチェックしてもらう
これが大事です。
〇か△か×か必ず採点してもらうこと。
記述力に自信がない子が、
自分で回答を見て答え合わせをするのは無理です。
国語が出来ない子は〇ではない問題も〇をしていたりします。
その逆もまた然り…
だから分かるようになるまでは国語が出来る人が見てあげる必要があります。
塾で板書された答えを丁寧に書き写しているだけになっている子も多いのですが…
答えを書き写しただけで伸びることはありません!
記述力は誰でもアップできる!
もし塾に通っているのであれば
記述問題は必ず先生にチェックしてもらいましょう。
そして〇になるまで何度も見てもらう。
この地道な積み重ねが自信になります。
今時、添削してくれない塾なんてないと思いますが…
私は高校で教えていた時も全員に添削をしていました。
時間はかかって大変でしたが、
これからの時代に絶対に必要な力だと思っていましたし、
実際書かせて批評してあげないと
子どもたちも何をどうしたらいいのか分からないからです。
繰り返しますが、
やりっぱなし、答えの書き写しは効果はありません。
実際に書いてみて、国語が分かる大人にチェックしてもらうこと。
チェック無しで記述力のアップはありえないのです。