塾に行っても国語の成績が上がらない理由と日本の行く末

長年塾に行っているのに

国語の成績が上がらない…

その理由とは?

答えです!

間違ったやり方、

効果のないやり方を

延々と刷り込み続けているからです。

そして多分、長文読解が苦行になっている。 

 

 

国語の長文読解は

ただ長文を読んで問題を解くだけ、と思っている子が多いです。

間違っていないのですが、

長文の「読み方」「解き方」が分かっていない子が多いです。

残念ながら、こういう状態の子は

何年、塾に行っても国語は伸びません。

 

塾で行われる指導は

おそらく

問題を正解する方法、得点する方法に特化しているでしょう。

読み方、解き方まで教えているところは聞いたことがありません。

しかし国語ができない子にこそ、読み方、解き方を基礎から教えるべきなのですが。

私のところに来る国語難民の子どもたちは

共通して「読み方」「解き方」が

全く分かっておらず、問題との向き合い方がとても雑です。

中には一文読むのも苦労するくらい、文字に慣れていない状態の子もいます。

それぞれの状況を見極めて

正しいやり方が定着するまで

時間と注意深い観察を要します。

 

では、なぜ塾などの集団授業でそれが行われないのか?

手間と時間がかかるからです。

親からの要望、生徒からの要望に

最速で答えないといけないので

手間と時間がかかり、

単純な力業(ちからわざ)で結果が出せない国語は

訳の分からない科目にされ、

塾ではおざなりにされがちなのです。

その結果、

間違ったやり方、効果の出ないやり方を延々と続けることになり、

つまり、間違えたやり方を刷り込み続けることになり、

永遠に結果が出ないループから抜け出せません。 

 

 

挙げ句の果てに、

国語は手ごたえのない訳の分からん科目として扱われ

遠ざけられるのです。

そして、

国語ができない子が増え…

日本語が廃れ…

周囲の人と意思疎通が困難な人が増え…

孤独な人が増え…

心を病む人が増え…

自立できない人が増え…

日本人の誇りが失われ…

外国と渡り合えなくなり…

国力は衰え… 

 

最終的に

日本という国が廃れていくのではないかと思います。

国語を教えることにもっと力を注ぐべきなのです。  

何とかしたいですねえ。

とりあえず、

私は今、ご縁のある生徒さんに全力を尽くし、

ここで国語力について発信を続けていくつもりです。

おわり