【一文読解】初級 課題2
日本国語力育成会は、
真の国語力を持つ人の育成をすることで
日本の発展に貢献することを目指しています。
そこで日本国語力育成会が実際に使っている一文読解の問題を、随時公開することにしました。
国語力を育むトレーニング・一文読解のやり方
オンライン授業の生徒さんに ウォーミングアップで始めた、一文読解。 私の趣味である漢文の一節、 子ども時代に読ませたい名文、 人生の生き抜く知恵を教えてくれる名文…
一文の読解すらできないで、長文の読解ができるはずがありません。
長文読解で困っているお子さんの役に立てばうれしいです。
国語力に困っているご家庭でご活用ください。
準備
用意するもの
①課題文(書き写したもの、プリントアウトしたもの、手書きのものでも良いです)
②筆記用具
③罫線の引いてある紙
記録を残していきたいなら、一文読解用のノートをを作っても良いと思います。
必要な人員 2名
①生徒
②出題者
出題者は親御さんなどの大人が良いですが、兄弟姉妹、友達などでも良い勉強になると思います。(*^-^*)
以下、黄色い部分が出題者のアクションです。
問1
問1 次の課題文を10秒みて覚えなさい。
【初級 課題2】
ところが日本は世界の流れから外れて、木の文化が主役を演じ石の文化はわき役に甘んじている。
10秒後、文を隠す
問2
問2 さっき覚えた文を、手元の紙に書きなさい。
書き終わったら、二人で答え合わせをする。
問3
問3 この文は何について書いてありますか? この文の話題は何ですか?
答え 日本の文化
問4
問4 筆者は、問3について答えた話題(日本の文化)について、何だと言いたいのですか?
答え① 木の文化が主流である
「木の文化」と言葉と「主流」という意味の言葉の二つの要素が必ず使われていること。
✖の回答例:石の文化がわきに追いやられている
問5
問5 この文に対する、あなたの感想を述べなさい。
「分からない」は答えになりません。
最初は「好き・嫌い」、「賛成・反対」など簡単な内容ででいいので
自分の立場を表明する練習をしましょう。
以下の形式を使ってください。
「私はこの内容は(好き・嫌い・賛成・反対…その他)です。なぜなら・・・・だからです。」
出題者も感想を述べる
生徒の感想に対して、出題者が感想を述べる。
生徒の感想について良かった点、疑問点などを伝えた後に、
出題者も課題文に対する純粋な感想を述べましょう。
討論をして話題を発展させる練習になります。
おわり