映画『THE FIRST SLAM DUNK』で国語力を磨く。

こんにちは。

日本国語力育成会の田添です。

中学入試が一息ついた先日、『THE FIRST SLAM DUNK』を観に行ってきました。

朝9時台の映画なんて人生で初めてかもしれません(笑)。

観客の年齢層は高めでした。アハハ。

全巻持っていたのでストーリーは知っていますが、

山王VS湘北の試合を動画で見るの初めてだったので新しい体験でした。

当時の紙面にはなかったセリフやサイドストーリーが盛り込まれていましたし。

見どころもたくさん、感動も盛りだくさん、そして考えることも次々に浮かび、…

ああ、いい意味でとっても疲れました…(笑)

時間が経つにつれて井上雄彦氏の非凡な才能に感心しきりです。

楽しみながら国語力をつける

面白い映画を見た後、国語力をつける良いワークがあります。

それは、副題・サブタイトルをつけること。

たとえば、『THE FIRST SLAM DUNK』は表題です。その下にちょこっとつけるのが副題。

「今回の映画にどんな題名をつける?」と質問してみてください。

いちおう題名ですから、長すぎてはいけません。

多くても10字~20字で作ります。

オンライン授業やメール添削でもよくやるのですが、

この質問をすると大抵の子がちょっと考えます。

そして「むずかしいなあ」という子もいれば

ストーリーを長々と説明したりします。

ストーリーを話し始めたら、「ちょっと待って」とさえぎります。

長い題名をつけたら「もう少し短くしてみよう」と挑戦を促します。

このワークのメリット

このワークをすると

どんな価値観を持っていて、どんなことを受け取ったのかが分かりますよ。

そして考える力が身に付きます。

記述問題が苦手な子、まだ長文読解が何かわかっていない子にお勧めのワークです。

私が付けた副題

ちなみに私が『THE FIRST SLAM DUNK』にどんな副題を付けたかというと・・・

たくさんついてしまったのです。

つまり、それほど受け取ったものが沢山あった、ということでもあります。

そのうちの一つを紹介します。

「天使たちの聖戦」

私は自分の経験から、叶えたい思いの純度が高ければ高いほど、叶うと思っています。

それぞれが、自分のチームの勝利を目指してぶつかりました。

「負けるかもしれない」「ダメなのか…」と思う瞬間が何度やってきますが、それでも信じ続ける。

絶望も予想外のピンチも次から次へとやってくる。

凡人は心が折れるところです。

それでも湘北高校は這い上がり、乗り越える。

その這い上がり方が見どころであり湘北の勝因です。

なぜ彼らは這い上がれるか?

それは信じているからではないでしょうか。

自分の勝利に純粋な気持ちを持って、ひたすら前だけを見て走る高校生たちが、

私には健気に見え、眩しくて、また尊くて、「天使」に見えました。

山王の高校生たちも同じです。

それぞれの純粋な思いを賭けて戦う…だから「聖戦」です。 

まさかこんな日が来るとは(笑)

初めて読んでから何年たったでしょうか?

あの高校生たちが「天使」に見える日が来るとは思いませんでしたね。

『THE FIRST SLAM DUNK』は「天使」が沢山登場していました。 

5人も、安西先生も、ベンチにいた子たちも。

でも最強の天使だったのは「桜木花道」だと思いました。 

映画館でノベルティグッズをもらいました。

どう使おうか、悩みます…

最後までお読みくださりありがとうございました。