「こんなはずじゃなかった!」失敗しない志望校選びのために必ずやっておくべきこと
国語に悩める皆さん、こんにちは。
日本国語力育成会です。
失敗しないための志望校選び
毎年、親御さんに
「おすすめの学校はどこですか?」と聞かれます。
個人的に「いいな」と思う学校は確かにありますが、
私は即答は避けます。
なぜなら
私にとって良い学校でも、
生徒さんやご家庭にとっていい学校とは限らないからです。
よく聞くのは、
「知人の勧めで選んだけど、実際に入学してみたら、思っていたのと違った」
という話。
その知人がどんなに偉い人であろうと、
信頼できる人であろうと
これは起こりうることです。
なぜこのようなことが起こるのか?
大事にしているものがみんな違うからです。
価値観は人それぞれです。
他人におススメを聞くのは良いのですが、
その後ちゃんと調べないと、このような“失敗”が起こります。
「なぜ、その人の話をうのみにしたのかね?」と私は思うのですが。
失敗しない志望校選びのためにするべきこと
では失敗しない志望校選びのために何をするべきなのか?
それは“ご家庭基準の作成”です。
行きたい学校に求める条件、希望を3~5つに絞るのです。
この基準があると、見極めやすくなります。
逆にこの基準がないまま
学校見学なんぞに行ったものなら、
見に行った学校全てがすごくいい学校に見えて、
決められなくなることがあります。
なぜなら学校見学の日は、本当の学校の姿は見えにくいからです。
いや、ほぼ見えないと言ってもいい。
特に私学は好印象を与えるために
都合の悪い部分を徹底的に隠し、良い面しか見せません。
いつもはキレやすい先生だって、
不愛想な先生だって、
この日だけは世界一優しい笑顔で迎えてくれます(笑)。
どんな学校でもこの日だけは
優しい先生がそろった、理想的な素晴らしい学校に”変身”します。
学校見学の後は
個人面談ができる学校が多いですが、
ご家庭基準ができあがっていない状態で個別面談なんて申し込んだ日にゃ・・・💦
美辞麗句を並べられて、
「お子さんのことは、当校に全てお任せください!」
なんてキメ台詞(実は常套句)でコロリといってしまいます・・・。
でも実際に入ってみたら、違った…
でも今更文句なんて言えないし…となってしまう。
というわけで、
失敗しない志望校選びのためには
ご家庭基準を作ることが大切なのです。