「何年も塾に通っているのに、国語の成績だけが上がらない。」
そんな悩みを抱える保護者の方は少なくありません。
実は、その原因は子どもの能力ではなく、国語の学び方そのものにある場合があります。
私は20年以上、国語を専門に指導してきました。その中で多くの「国語難民」と呼べる子どもたちを見てきましたが、共通していることがあります。
それは、文章の「読み方」と問題の「解き方」を知らないということです。

長文読解は「読むだけ」では力はつかない
国語の長文読解は、
「長い文章を読んで問題を解く教科」
だと思われがちです。
もちろん、それ自体は間違いではありません。
しかし、本当に大切なのは、
- どこに注目して読むのか
- 段落をどう捉えるのか
- 筆者の主張をどう見抜くのか
- 根拠をどのように探すのか
という**「読み方」と「解き方」**です。
これを身につけないまま問題演習だけを繰り返しても、国語力はなかなか伸びません。
なぜ塾でも国語が伸びないのか
多くの塾では、
「問題を正解すること」
「テストで点数を取ること」
を重視した指導が中心です。
もちろん、それも必要です。
しかし、本当に国語が苦手な子どもほど、
問題を解く前の基礎
つまり、
- 一文を正確に読む力
- 線を引く場所
- 段落の役割
- 問題文との向き合い方
を丁寧に学ぶ必要があります。
私のところへ来る子どもたちは、問題を解く以前に、この基礎が身についていないケースがほとんどです。
中には、一文を読むだけでも苦労している子もいます。
だからこそ、一人ひとりの状態を見極めながら、正しい読み方が定着するまで、繰り返し指導することが欠かせません。

なぜ集団授業では難しいのか
その理由は、とてもシンプルです。
時間が足りないからです。
集団授業では、多くの生徒を同時に指導しなければなりません。
そのため、
- 一人ひとりの読み方を確認する
- どこでつまずいているのかを分析する
- 解き方の癖を修正する
という指導には限界があります。
結果として、
「問題をたくさん解く」
という学習になりやすく、間違った読み方がそのまま定着してしまうことも少なくありません。
間違った学習は「間違い」を身につけることになる
国語は、
間違った方法で勉強を続けても、
努力した分だけ伸びる教科ではありません。
むしろ、
間違った読み方を何百回も繰り返せば、その読み方が身についてしまいます。
これが、
「長年塾へ通っているのに国語だけ伸びない」
大きな理由の一つです。

国語力は日本の未来にも関わる
私は、国語は単なる受験科目ではないと考えています。
国語力とは、
- 相手の話を理解する力
- 自分の考えを伝える力
- 深く考える力
- 社会で自立して生きる力
その土台です。
国語力が低下すれば、
人との意思疎通が難しくなり、誤解が増え、考える力も育ちません。
その積み重ねは、やがて社会全体にも影響を及ぼします。
だから私は、国語教育はもっと大切にされるべきだと思っています。
一人ひとりの「読み方」を診断することから始めませんか
国語の成績が伸びない原因は、人によって異なります。
だからこそ、
まず必要なのは、
「なぜ伸びないのか」を知ることです。
日本国語力育成会では、一人ひとりの答案を詳しく分析し、
- 読み方の癖
- 解き方の癖
- 思考の傾向
- 改善すべきポイント
を診断する**「答案診断」**を行っています。
▼答案診断では、今、何を、どう頑張ったらいいかが分かります。

成績だけを見るのではなく、その答案の奥にある「考え方」を見つめることが、本当の国語力を育てる第一歩だと考えています。
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