今日の授業から|生徒さんが覚醒した瞬間。「なぜ、子どもたちは学ばなければいけないのか?」

「なぜ子どもは学ばなければいけないのか」をテーマに生徒と学ぶ日本国語力育成会の授業風景 保護者向け

こんにちは。日本国語力育成会です。

昨日は、とても印象的な授業になりました。

今まで隠れていたR君の**「本当の望み」**が、初めて見えた瞬間だったからです。

R君は国語が大嫌いです。

というより、勉強そのものが嫌い。

学校への不満も多く、クラスの苦手な子のことばかり考えてしまうため、「嫌だったこと」で頭の中がいっぱいになってしまいます。

「友達もいらない。ずっと一人でいい。」

そんな言葉を口にすることもありました。

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R君の授業は、スピーチの練習も兼ねて、毎回「今週嫌だったこと」を話すところから始まります。

この日も、いつものようにクラスメイトの話をしていました。

ところが、突然こんな言葉が飛び出したのです。

「僕はアインシュタインみたいに、ずっと名前が残る人間になりたい!」

私は思わず授業の予定を変更しました。

「じゃあ、アインシュタインのように、亡くなった後も名前が語り継がれている人を思いつくだけ挙げてみよう。」

歴史上の人物や科学者、芸術家……。

10人ほど挙がったところで、私は最後に一人の名前を書き加えました。

アドルフ・ヒトラー

そして尋ねました。

「今まで挙げた人たちと、この人の違いは何だと思う?」

R君は少し考えて答えました。

「良いことをした人と、悪いことをした人です。」

「その通り。」

「後世に名前を残す方法は、大きく二つあるんだ。

良いことで名前を残すか、悪いことで名前を残すか。」

「R君はどちらがいい?」

「絶対に良い方です。」

そこから、もう一つ質問をしました。

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「じゃあ、どんな良いことをすれば、何百年も名前が残ると思う?」

彼は黙って考え込みました。

私はホワイトボードに一つのヒントを書きました。

〇〇の〇〇に貢献すること

答えは、

「人類の幸福に貢献すること」

です。

この言葉を書いた瞬間、R君の表情が変わりました。

「R君は、誰を幸せにしたい?」

「家族かな……。

でも、もっとたくさんの人を幸せにしたい。」

「何を使って?」

「……まだ分からないです。」

私は答えました。

「それでいいんだよ。

今は、その答えを探している途中なんだから。」

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そして、勉強する意味について話しました。

「人は、自分が今持っている知識だけでは、新しいものを生み出しにくい。

だから毎日、新しい知識や情報、価値観を学ぶ。

それまで自分が持っていたものと組み合わせることで、新しい発想が生まれる。

勉強は、そのためにあるんだよ。

R君は何も言いませんでした。

でも、それまで見たことがないほど真剣で、大人びた表情をしていました。

最後に私は聞きました。

「嫌な人のことばかり考えて時間を使うのは、もったいないと思わない?」

「……そうですね。」

その後は、「夢を叶えるために今日から何を始めるか」を一緒に考えました。

そして彼の口から飛び出したのは、私も予想していなかった挑戦でした。

「その夢を叶えるために、私も全力で応援する。でも、覚悟はある?」

「ああ、はい。でも最初から難しいのはちょっと……。」

「逃げないで!(笑)」

教える立場の私にとっても、これは今までにない挑戦になりそうです。

でも、ずっと安全な場所にいるだけでは、新しい景色は見えません。

R君と一緒に、一歩踏み出してみようと思います。

なぜ子どもたちは学ばなければいけないのか

勉強とは、テストで点数を取るためだけのものではありません。

自分が誰を幸せにできる人間になるのかを探すための旅でもあるのです。

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