読解力がぐんぐん伸びる!20年の国語教師が実践する6種類の音読法

読解力を伸ばす6種類の音読法 読解力・読解法

こんにちは。
日本国語力育成会です。

「うちの子は文章を読むのが苦手です。」

「長文になると途中で内容が分からなくなるようです。」

20年以上国語を指導していると、このような相談を本当によく受けます。

多くの保護者の方は、
「もっと問題を解かせた方がいいのでは?」
と考えます。

しかし、私は少し違う考えを持っています。

読解力が十分育っていない子に、いきなり長文問題を解かせても、苦手意識が強くなるだけです。

まず鍛えるべきなのは、「文章を読む力」そのもの。

その土台づくりに最も効果的なのが音読です。

私は授業で、子どもの読解力に合わせて6種類の音読を段階的に取り入れています。

今回は、その方法をご紹介します。


なぜ音読で読解力が伸びるのか

音読は、ただ声に出して読むだけの学習ではありません。

音読をすると、

  • 目で文章を追う
  • 耳で自分の声を聞く
  • 言葉の意味を考える
  • 正しい日本語のリズムを体で覚える

という4つの学習を同時に行っています。

つまり、「読む」という行為そのものを体で覚えていくトレーニングなのです。

読解力が発達途中の子ほど、まずは音読から始めることをおすすめします。

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① 追っかけ読み

やり方

大人が一文だけゆっくり読みます。

子どもは、その直後に同じ一文を真似して読みます。

効果

・正しい読み方が自然に身につく

・読むことへの不安が減る

・初めての文章でも安心して取り組める

国語が苦手な子でも取り組みやすく、最初の一歩として最適です。


② 一文交代読み

追っかけ読みに慣れたら、一文ずつ交代で読みます。

大人が一文読んだら、次の一文は子ども。

この方法では、

「今どこを読んでいるのか」

を意識しながら読むため、文章全体を見渡す力が育っていきます。


③ 段落交代読み

一文交代読みがスムーズにできるようになったら、今度は段落ごとに交代します。

最初は

・奇数段落を大人

・偶数段落を子ども

次は逆にします。

効果

段落のまとまりを意識できるようになります。

説明文でも物語文でも、「話の区切り」を理解する力につながります。


④ デュエット読み

大人と子どもが最初から最後まで一緒に読みます。

ここで大切なのは、

大人が子どものペースに合わせないこと。

子どもが大人のリズムについていくことで、

自然と正しい読み方やテンポが身についていきます。

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効果

・読むスピードが安定する

・文章のリズムを体で覚えられる

・最後まで読み切る自信がつく


⑤ ソロ読み

ここで初めて、一人で最後まで読んでもらいます。

読み間違いがあっても、その場で止めません。

読めない漢字があれば、

読み飛ばしてもいい

予想して読んでもいい

と伝えます。

一番大切なのは、

最後まで読み切ること。

読み終わってから一緒に確認しましょう。

効果

・読む持久力がつく

・途中であきらめない力が育つ

・自力で読む自信につながる

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⑥ 競争読み

最後はゲーム感覚で取り組みます。

タイマーを使い、

正しく、速く読めるか競争します。

子ども同士でも、

親子でも、

先生とでも構いません。

大人も本気で挑戦してください。

昨日より3秒速く読めた。

そんな小さな成功体験が、

「もっと読もう」

という意欲につながります。

音読は、楽しく続けることが何より大切です。

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私の授業では、この順番を大切にしています

20年以上国語を教えてきましたが、

最初から一人読みをさせることはありません。

私は必ず、

追っかけ読み

一文交代読み

段落交代読み

デュエット読み

ソロ読み

競争読み

という順番で進めます。

この流れなら、

「読めない」

と言っていた子も、

少しずつ自信をつけ、

最後には自分から音読したがるようになることも少なくありません。


音読は「家庭でできる最高の国語トレーニング」

音読は特別な教材がなくても始められます。

教科書でも、

好きな本でも、

新聞でも構いません。

大切なのは、

親子で一緒に読むこと。

子どもは、大人の声を聞きながら読むことで、

正しい日本語のリズムや言葉の使い方を自然に身につけていきます。

毎日5分でも続ければ、大きな力になります。


まとめ

音読は、単に声を出して読む練習ではありません。

読む力

聞く力

理解する力

表現する力

これらすべての土台となる学習です。

私は20年以上国語を指導してきましたが、読解力が伸びる子には共通点があります。

それは、「正しい順番で音読を積み重ねていること」です。

国語力は、生まれつき決まるものではありません。

毎日の小さな積み重ねが、読む力を育て、考える力を育て、人生を切り拓く国語力へとつながっていきます。

日本国語力育成会では、お子さん一人ひとりの考え方や学習の癖を分析し、読解力だけでなく、「自分ならできる」という自信も育てる指導を行っています。

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