中学受験塾の大量の宿題を解いても逆効果になる理由と対策 課題提出、マルつけだけではダメ!

国語の学び方

こんにちは。日本国語力育成会です。

当教室には、大手中学受験塾に通いながら国語を学んでいる生徒さんが多数在籍しています。

保護者の方からよく聞くのが、こんなお悩みです。

  • 長年塾に通っているのに国語だけ成績が上がらない
  • 算数や理科は伸びるのに国語だけ伸びない
  • このまま塾の勉強を続けていて本当に大丈夫なのか不安
  • 国語の勉強方法が分からない

中学受験塾では大量の宿題が出されることが珍しくありません。

そのため、当教室では宿題を出す際も保護者や生徒さんと相談しながら、無理のない量と内容を決めています。

なぜなら、国語は宿題の量を増やせば伸びる教科ではないからです。


中学受験塾の宿題を頑張っても国語が伸びない理由

以前指導していたR君のお母様から、こんなお話を伺いました。

「塾の宿題は真面目にやっていました。でも国語だけなかなか成績が上がりませんでした。」

「こちらで教えていただくようになってから、少しずつ成績が上がり、自信がついてきました。」

詳しくお話を聞いてみると、国語の勉強方法に問題がありました。

それは、

大量の課題を解いて、丸付けをして終わり

という学習方法です。

もちろん、問題を解くこと自体は大切です。

しかし、

  • なぜ間違えたのか
  • どう考えれば正解できたのか
  • どこで読み違えたのか

を分析しなければ、読解力は育ちません。

国語は「量」ではなく「質」が重要なのです。


大量の長文読解が逆効果になるケース

国語が苦手な子に対して、

「長文をたくさん解けば読解力がつく」

と考える方は少なくありません。

しかし実際には逆効果になることがあります。

なぜなら、国語が苦手な子は、

  • どこを読めばよいのか
  • 何に注目すればよいのか
  • どう考えればよいのか

が分かっていないからです。

その状態で大量の長文問題を与えると、

文章の海に溺れてしまいます。

結果として、

  • 国語嫌いになる
  • 適当に解く癖がつく
  • 読解の悪い癖が定着する

という悪循環に陥ります。

特に小学生のうちに身についた読解の癖は、後から修正するのに大きな時間がかかります。


国語の読解問題は最初から一人でやらせてはいけない

国語が苦手な子ほど、最初は大人と一緒に学ぶことが大切です。

当教室では、いきなり大量の長文を解かせることはしません。

まずは、

  • 文字に慣れる
  • 正しい日本語に触れる
  • 音読をする
  • 内容を理解しながら読む

ことから始めます。

小学生には毎回、読解力の土台を育てるトレーニングを行っています。

「これも国語の授業なのですか?」

と驚かれることもあります。

しかし、国語力の土台を育てるためには欠かせない時間です。

楽しみながら文章に触れ、成功体験を積み重ねることで、読解への抵抗感をなくしていきます。


正しい思考プロセスを身につけることが重要

最初は短めの文章を一緒に読みます。

音読の方法も一つではありません。

さまざまな読み方を取り入れながら、

  • 内容を理解する
  • 登場人物の気持ちを考える
  • 筆者の主張をつかむ

練習をしていきます。

そして大切なのは、

正しい思考プロセスを身につけること。

読解問題は答えだけを覚えても意味がありません。

なぜその答えになるのか。

どう考えればその答えにたどり着けるのか。

そこを理解することで、初めて他の文章にも応用できる力になります。


国語力は木を育てるように伸ばすもの

私は国語力を育てることを、木を育てることに例えています。

背は高いけれど幹が細い木。

背は高くなくても幹が太くしっかりした木。

将来大きく成長するのはどちらでしょうか。

前者は短期間で大きく見えます。

しかし強風が吹けば倒れてしまうかもしれません。

後者は成長に時間がかかります。

それでも根を張り、幹を太くしながら、長く成長し続けます。

国語力も同じです。

偏差値だけを追い求める学習は、細い幹の木を育てるようなものです。

一方、本当の読解力を育てる学習は、時間はかかりますが、一生使える力になります。


本当の読解力は一生の財産になる

受験のためだけの読解力は、受験が終われば役割を終えます。

しかし、本当の国語力は違います。

  • 本を読む力
  • 考える力
  • 相手の意見を理解する力
  • 自分の考えを伝える力

として、生涯にわたって役立ちます。

私は子どもたちに、

単なる偏差値ではなく、

人生を拓く国語力

を身につけてほしいと願っています。

どんな文章にも向き合い、自分で考え、自分の人生を切り拓いていける。

その土台となる本物の読解力を育てることが、私の使命です。


まとめ

中学受験塾の大量の宿題が逆効果になるのは、

  • 読解の方法が分からないまま解いている
  • 丸付けだけで終わっている
  • 正しい思考プロセスを学べていない

場合です。

国語力は問題数だけでは伸びません。

大切なのは、

なぜそう考えるのかを理解しながら学ぶこと。

焦らず土台を育てることが、結果的に受験にも人生にも役立つ本物の国語力につながるのです。

 

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