「うちの子はIQが高いと言われました。」
保護者の方から、このような相談を受けることがあります。
IQが高ければ難関校に合格できるのでしょうか。
偏差値は自然と高くなるのでしょうか。
約20年間、国語教師として多くの子どもたちを見てきた経験から言えることがあります。
それは、
IQと学力、そして国語力は、それぞれ別のものだということです。
今回は、IQと偏差値の違い、そして本当に伸ばすべき力についてお話しします。
朝日を浴びる習慣が学習の土台をつくる
勉強以前に、まず整えたいものがあります。
それは生活リズムです。
夜更かしをしてゲームを続ける。
休日になると昼夜逆転してしまう。
この状態では、本来持っている力を十分に発揮できません。
私が生徒によく伝える言葉があります。
「まず朝日を浴びよう。」
朝日を浴びることで体内時計が整い、気分や集中力に関わるセロトニンの分泌も促されます。
難しい勉強法よりも、まず生活習慣を整えること。
これはすべての学力の土台になります。
IQが高ければ難関校に合格できる?
結論から言えば、
IQが高いことと、偏差値が高いことは必ずしも一致しません。
教師時代、
「IQが高いのでよろしくお願いします。」
と言われたことが何度もあります。
確かにIQが高い子には独特の能力があります。
しかし、その能力が学校の勉強で発揮されるとは限りません。
IQが高い子に共通して感じたこと
私が出会った子どもたちには共通点がありました。
それは、
好きなことへの集中力が圧倒的に高いこと。
興味のある分野なら何時間でも没頭できます。
しかし反対に、
興味のないことには驚くほど力を発揮できません。
つまり、
IQが高いということは、
「何に能力が発揮されるか」が人によって大きく異なるということです。
数学かもしれません。
音楽かもしれません。
鉄道かもしれません。
芸術かもしれません。
だからこそ、
IQだけで学力を判断することはできないのです。
国語の読解で本当に必要なのはEQ
国語の読解には、
知識だけでは解けない問題があります。
登場人物の気持ちを考える。
筆者の意図を読み取る。
相手の立場になって考える。
こうした力は、
心の成熟が大きく関係します。
私は長年指導してきて、
国語ではIQ以上にEQ(心の知能指数)が重要だと感じています。
相手に寄り添う力。
自分の感情を整理する力。
人の話を最後まで聞く力。
こうした力が読解力を育てます。
偏差値よりも、その子らしい力を伸ばす
IQは才能の一つです。
偏差値は学習成果の一つです。
どちらも大切ですが、
子どもの価値を決める数字ではありません。
本当に大切なのは、
その子が力を発揮できる場所を見つけること。
そして、
人として成長しながら学力も伸ばしていくことです。
その土台になるのが国語です。
国語は単なる教科ではありません。
考える力、伝える力、人を理解する力を育てる、人間教育そのものだと私は考えています。
まとめ
「IQが高い=勉強ができる」
このように単純には考えられません。
むしろ、
子どもの個性を理解し、
生活習慣を整え、
心の成長を支えながら、
その子らしい才能を伸ばしていくこと。
それが長い目で見た本当の学力につながります。
国語力とは、テストの点数だけでは測れない、人間としての土台を育てる力なのです。
子ども一人ひとりには、それぞれ異なる才能があります。
数字だけで可能性を決めつけるのではなく、その子の個性を見つめ、育てていくこと。
それが教育に携わる私が最も大切にしていることです。
日本国語力育成会では、お子さん一人ひとりの考え方や学習の癖を分析し、読解力だけでなく、「自分ならできる」という自信も育てる指導を行っています。
LINE登録者限定・無料国語力診断や、国語力添削コースもご用意していますので、お気軽にご相談ください。
▼答案診断では、今、何を、どう頑張ったらいいかが分かります。

▼国語力診断 お子さまの現在地を確認してみませんか?

▼国語力添削コース 自宅で国語力アップを目指したい人向け



