国語力が身に付く6種類の音読の仕方
当教室が推奨している6種類の音読の仕方を紹介します。
当教室は
国語力も筋トレと同じで
正しい特訓の積み重ねで得られるもの、と考えます。
その特訓の一つが音読です。
国語力が発達の途上にある子に
いきなり長文を与えても
どう読んだらいいのか分からない子は少なくありません。
長文が苦手になってしまうこともあります。
だから大人の手助けが不可欠です。
長文の音読とは
目と耳を使って読むことです。
それぞれの言葉の持つイントネーション、ニュアンス、意味、使い方、文脈、を体感で理解でする力を養います。
どんな子も国語力が発展途上にある場合は、まずは音読からです。
Table of Contents
追っかけ読み
まずはこの読み方からスタートです。
大人が一文だけゆっくり読んで、子どもが真似するように同じ一文を読みます。
一文交代読み
追っかけ読みが出来るようになったら、一文ずつ交代して読みます。
段落交代読み
一文交代読みが上手になったら段落交代読みに取り組みましょう。
奇数段落を大人が読み、偶数段落を子どもが読むという、段落で交代する読み方です。
最後まで読んだら今度は子どもが奇数段落、大人が偶数段落を読みます。
デュエット読み
最初から最後まで大人と子どもが息を合わせて一緒に読みます。
この時、大人は子どもに合わせてはいけません。
大人のペースに子どもが合わせて読みます。
ソロ読み
子どもに一人で音読させましょう。
大人は間違えた読みがないかチェックしますが、最後まで読み終えてから教えます。
間違えた読み方をしたところで止めないこと。
最後まで自力でたどり着けることが大事です。
読めない字、分からない字は読み飛ばすか、勘で読ませます。
立ち止まらせない。
最後まで自力で読ませることが大事です。
最後までたどり着いてから
読めなかった言葉を確認します。
競争読み
ここまで特訓してきた文章を使って、
正しく、早く、スピーディーに読むことを競います。
タイマーを用意して、タイムを測定します。
大人も全力でやりましょう。
ゲーム感覚で取り組んで楽しみましょう。