マチ子先生の日常:病院での出会い

こんにちは。

日本国語力育成会の田添です。

今日はなんてことないマチ子先生の日記です。

昨日はいいことがあったのです。

昨日は市が実施する、年に一度の健康診断に行ってきました。

健康診断の鬼門といえば、採血です。 

 第一の出会い:凄腕の看護師さん

その採血が一発で成功したのです!!!

昨日の看護師さんは素晴らしかった。

最初にしっかり目を見てにこやかに挨拶してくださって、

終始安心させようと心配りしてくださいました。

看護師さん泣かせの腕を持つ私は「ご苦労をおかけしますが…」とおずおずと腕を出しました。

看護師さんは笑顔のまま、数回さすった後、すぐに採血!

迷いが全くない!!

「えっ!!もう採るの?早い!!本当にこの人、大丈夫???(;´Д`A ```」と焦りました。

一か月前に採血した時もすぐに刺したものの、結局全く出なくて途中で人が変わったなんてことがあったばかり。

いつも繰り広げられる数人の看護婦さんによる「ここですかね?」「いや、こっちの方が…」「ここはどうかしら?」という小声のやり取りがナイ。

私が目を背けながら「採れていますか?」と尋ねると

「しっかり出ていますよ。ご気分は大丈夫ですか?」と頼もしいお答え。

人生最速で成功した採血。

針を刺した後も内出血がなく、きれいです。

こんなに上手な人がいたのかと感激しきりです。

1時間近く歩いていった甲斐がありました(バスの乗り継ぎに失敗し、歩くことに)。

来年もここに来ます✨、と心の中で誓ったのでした。

採血が上手な看護師さんがいる病院はキープしておかなくては。

 第二の出会い:愚図るおばあさん

上機嫌で一階に降りると、エレベーターの前でおばあさんに話しかけられました。

「今日は院長先生は診察してるの?」といった内容のことを聞かれました。

「院長先生かどうかは分からないですけど、とても良いドクターでしたよ」

「いや、近くまで来たんだけどね、院長先生がいたら診てもらおうかと思ってね…」

「せっかく来たなら、もう行っときましょう!億劫になるかもしれませんし」

「いやあ…やっぱり帰ろうかな…」

院長先生ではないといけない理由でもあるのかよく分からなかったのですが。

この病院のドクターは4人いて、そのうち3人に診てもらったことがあるのですが笑顔溢れる良いドクターばかり。

かつて私の胃の不調の原因を突き止めてくれた病院です。

とにかく私はエレベーターのボタンを押し、

まだ何か言っているおばあさんをエレベーターに押し込みながら

「行ける時に行っとくのがいちばんです」と見送りました。

おばあさんは「そうね…」と観念したような顔でエレベーターに運ばれていきました。

いろいろな事情があるのでしょうね。 

私なりの身を守る行動

検診の結果は二週間後。

多分大丈夫でしょうけれど、生徒さんの国語力を支える身としては健康であることは最重要事項です。

だから気になることはすぐに調べ、相談するようにしています。

特に新学期を迎える子どもたち、新しい環境に飛び込む子どもたちにも伝えます。

困ったことがあったら「助けて」って言いなさいと。 

そんな分かり切ったこと、と思わないでください。

助けを求めることを知らない子は多いです。

「助けて」って言ってはいけないと思っている子もいます。

大人の見守りに期待するだけでなく、

自分で自分を守るためにも「助けて」と言えることは大事です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

また近いうちにお会いしましょう。